むくみ・肩甲骨の動きが気になる方へ|大胸筋上部のストレッチ

むくみが気になる。
肩甲骨まわりが硬く、動きが悪い気がする。
一見関係のなさそうなこの2つのお悩み、実はどちらも「胸の筋肉」が関わっていることがあります。
今回は、大胸筋上部のストレッチについてお伝えします。
大胸筋上部とは
大胸筋は胸の前面にある大きな筋肉で、上部・中部・下部に分かれています。
このうち上部の繊維は、鎖骨に付着しています。
つまり、大胸筋上部が硬くなると、鎖骨の動きが悪くなるのです。
「鎖骨の動き」と言われてもピンとこないかもしれませんが、ここが体のさまざまなつながりのポイントになります。
なぜ、むくみと関係があるのか
鎖骨の下には、リンパ節があります。
全身をめぐったリンパ液が最終的に集まってくる、いわば流れの合流地点です。
大胸筋上部が硬くなり、鎖骨まわりの動きが悪くなると、このリンパの流れにも影響が出やすくなります。
むくみが気になる方に胸のストレッチをおすすめするのは、このためです。
なぜ、肩甲骨と関係があるのか
鎖骨は、肩甲骨とつながっています。
肩甲骨は肋骨の上を滑るように動きますが、その動きは鎖骨の動きとセットです。
つまり、肩甲骨の動きが悪いと感じる方は、肩甲骨まわりだけをほぐしても不十分なことがあります。
鎖骨の動きを妨げている大胸筋上部をゆるめることで、肩甲骨の動きの改善が期待できるのです。
デスクワークやスマートフォンの操作で腕が前に出た姿勢が続くと、胸の筋肉は縮んで硬くなりやすくなります。
思い当たる方は、まさにこのストレッチの対象です。
ストレッチのポイント
大胸筋上部のストレッチは、壁や柱を使って行えます。
1. 壁の横に立ち、片腕を斜め下後方に伸ばして壁に手をつきます
2. 手の位置は肩より低めにします(上部繊維は斜め下方向に走っているため)
3. 体を壁と反対側へゆっくりひねり、鎖骨の下あたりが伸びる感覚を確かめます
じっくり20〜30秒キープを目安に、呼吸を止めずに行ってください。
肩に痛みが出る場合は無理をしないようにしましょう。
まとめ
- 大胸筋上部は鎖骨に付いており、鎖骨の動きに関わる
- 鎖骨下のリンパ節とのつながりから、むくみ対策にも有効
- 鎖骨と肩甲骨は連動しているため、肩甲骨の動きの改善も期待できる
むくみや肩まわりの硬さが気になる方は、ぜひ大胸筋上部のストレッチを試してみてください。
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