2018.07.17ダイエット・食事最終更新 2026.08.09

食べないダイエットは逆効果?食べて痩せるための栄養の基本

食べないダイエットは逆効果?食べて痩せるための栄養の基本

「朝しか食べていません」「夜ご飯は抜くようにしています」。

ダイエットに取り組む方から、こうしたお話をよく伺います。

食べる量を減らせば体重は落ちそうな気がしますよね。

しかし、トレーナーの立場からはっきりお伝えします。

食事を極端に減らすダイエットは、体にとって悪影響が大きく、おすすめできません。

その理由を、順番にご説明します。

理由その1: 血糖値が下がると筋肉が分解される

血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度のことです。

空腹時にはおよそ80〜100mg/dLに保たれており、食事をとると上昇します。

たとえば朝ご飯しか食べない場合を考えてみましょう。

朝食後に上がった血糖値は、3時間ほど経つと下がっていく一方です。

血糖値が下がりすぎると活動のためのエネルギーが足りなくなるため、体は筋肉を分解してエネルギーを作り出します。

ここがポイントです。

筋肉が減ると、基礎代謝が下がります。

基礎代謝が下がるということは、「痩せにくい体になる」ということです。

痩せたくて食事を減らしたのに、その結果として痩せにくくなる。

これでは本末転倒ですよね。

筋肉は、つけるのはとても大変なのに、失われるのはあっという間です。

引き締まった体を目指す方こそ、筋肉の分解を防ぐことが大切です。

理由その2: 栄養不足で筋肉が減ると起きる3つのデメリット

食事量が減ると栄養素が不足し、ここでも筋肉が失われていきます。

筋肉が減ると、次の3つのデメリットが起きます。

1. ボディメイクができなくなる

ボディメイクとは、女性らしい・男性らしいボディラインを出しながら、体脂肪率をコントロールすることです。

体脂肪率を下げるには、筋肉を増やしながら体脂肪量を減らすのが基本です。

筋肉が減ってしまうと体脂肪率が落ちにくくなり、「見た目を変える」という目的にとっては致命的です。

2. 肩こり・腰痛など慢性症状のリスクが上がる

肩こりや腰痛などの慢性症状は、体の歪みから生じることが多くあります。

歪みは、硬い筋肉と弱い筋肉が混在することで起きます。

筋肉が減ると、関節を支える力が弱くなります。

支えきれなくなった筋肉は硬くなり、関節の動きも悪くなります。

その結果、神経を圧迫したり不良姿勢になったりする可能性が高まります。

知らず知らずのうちに、慢性症状の引き金を引いているかもしれません。

3. 体調を崩しやすくなる

筋肉が多い人は、血液をためるタンクが大きい、とイメージしてください。

血液の巡りは体温と深く関わっており、筋肉が多い人ほど体温が高く、少ない人ほど低くなる傾向があります。

そして、体温が高いほうが免疫の働きは高いといわれています。

食事を減らす→筋肉が減る→体温が下がる→体調を崩しやすくなる。

そんな悪循環は作りたくないですよね。

では、何を食べればいいのか

しっかりとりたいのは「5大栄養素」です。

1. 炭水化物

2. タンパク質

3. 脂質

4. ビタミン

5. ミネラル

一番イメージしやすいのは「和食」です。

一汁三菜の食事には、5大栄養素が自然にそろっています。

バランスよく食べることが、ダイエットの土台なのです。

まとめ: 食べて、動いて、きれいに痩せる

ダイエットは「食べない」のではなく、「バランスよく食べる」こと。

そして体を変えるのは「運動」です。

運動をせずに食事だけで痩せると、今日ご紹介したデメリットがついてきます。

どうせ頑張るなら、きれいに、かっこよく痩せませんか。

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