2018.07.05お客様の声最終更新 2026.08.09

上手い選手ほど盲点に|ジュニアアスリートに必要なカラダの使い方

上手い選手ほど盲点に|ジュニアアスリートに必要なカラダの使い方

部活動を頑張るお子さんを持つ保護者の方から、「うちの子はもっと伸びるのでしょうか」「ケガが心配」というご相談をいただくことがあります。

今回は、私が高校の部活動でトレーニング指導をさせていただいたときの、印象的な体験をお話しします。ジュニアアスリートのカラダづくりを考えるうえで、大切なヒントが詰まった経験でした。

技術は一流、でもカラダの使い方は…

以前、県内の高校女子バスケットボール部でトレーニング指導を担当させていただいたときのことです。

指導前に練習を見学すると、選手たちのプレーはとても輝いていました。あれだけ動けるのだから、フィジカル(基礎筋力)も強く、カラダを動かすのも上手いはず。そう思いながらトレーニングを始めると、意外な事実が見えてきました。

骨盤の動かし方が分からない。肩甲骨をうまく動かせない。体幹を固定する方法を知らない。技術力の高さとは裏腹に、カラダの使い方の初歩的な部分に、いろいろな課題が浮かび上がってきたのです。

彼女たちは、基礎筋力やカラダの使い方の土台を知らないまま、高いレベルでバスケットをしていました。

「土台」が加われば、伸びしろは大きい

誤解のないようにお伝えすると、これは選手や指導者への批判ではまったくありません。むしろ、そこまで技術を磨き上げた選手たちと先生は本当に素晴らしいと感じました。

だからこそ、思うのです。その技術に、基礎筋力とカラダの正しい使い方という土台が加わったら、パフォーマンスはもっと伸びるはずだと。

実際、選手たちのトレーニングの様子をご覧になった顧問の先生も、こうおっしゃいました。

「ちゃんとカラダ作りをしたら、この子たち、もっと伸びますよね?」

まさにその通りです。技術指導のノウハウに、基礎筋力とカラダの使い方が組み合わされば、選手の可能性は大きく広がります。

ジュニア世代こそ「基礎のカラダづくり」を

この経験は、部活動を頑張る学生さんすべてに共通するテーマだと感じています。

技術練習に多くの時間を割く部活動では、カラダの使い方そのものを学ぶ機会は意外と少ないものです。しかし、この土台があるかどうかで、パフォーマンスの伸びも、ケガのしにくさも変わってきます。

まとめ

上手い選手ほど、カラダの使い方の基礎が盲点になっていることがあります。ジュニア世代のうちに正しいカラダの使い方を学ぶことは、競技力の向上にもケガの予防にもつながる、一生ものの財産です。

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