ケガ予防の鍵は「体の歪み」|筋肉のバランスを整える考え方

皆さんは、学生時代に部活でケガをした経験はありますか。
私はソフトテニスをしていて、肩と肘を痛めたことがあります。
ケガをしている間はボールを打たせてもらえず、仲間と差がついていくことがとても不安でした。
その経験があったからこそ、パーソナルトレーニングだけでなく、部活動のトレーニング指導にも取り組んできました。
高校の女子ソフトテニス部でトレーナーを務めていた当初は、ケガをしている選手がとても多く、「テニスができない時間」を少しでも減らしたいという思いで、痛みの仕組みについても選手に説明していました。
今回はその内容を、部活動に限らず、体の痛みに悩むすべての方に向けてお伝えします。
なぜ、ケガをしてしまうのか
ケガの原因はいくつもありますが、今回はその中でもあまり知られていないもの、
「歪み(筋肉のバランスの乱れ)」についてお話しします。
歪みを「月と太陽」で例えると
筋肉の働きを細かく説明すると難しくなるので、月と太陽に例えてみます。
まず、月と太陽は反対の関係にある、ということを頭に置いてお読みください。
- 月 = 夜 = 睡眠中(休んでいる)
- 太陽 = 昼 = 活動中(働いている)
月と太陽が交互にやってくるから、活動と休息のバランスが取れています。
では、もしずっと太陽ばかりが出ていたらどうでしょうか。
休みなく活動し続けることになり、いつか限界を迎えます。
この「限界」が、体でいう痛みです。
筋肉にも同じことが起こります。
本来はバランスよく働き合うはずの筋肉のうち、一部だけが休みなく働き続け、一部はほとんど働かない。
この偏りが「歪み」であり、働きすぎた筋肉が限界を迎えたとき、痛みやケガとなって現れるのです。
ただ鍛えるだけでは、安全とはいえない
ここで大切なのは、歪みがある状態でトレーニングを重ねると、かえってリスクになることがあるという点です。
トレーニングは正しく行えばよい結果をもたらしてくれます。
けれど、筋肉のバランスの乱れを無視したまま負荷をかければ、働きすぎている筋肉をさらに酷使することになりかねません。
だからこそ、ただトレーニングする、ただストレッチするのではなく、
まず自分の体のバランスを確認し、それに合わせた方法を選ぶことが必要です。
部活動の指導でも、トレーニングの前に必ず歪みをチェックし、それぞれの状態に合った対応方法を伝えていました。
ケガが多かったチームでも、この取り組みを続けることで、選手が自分の体と向き合えるようになっていきました。
まとめ
- ケガの隠れた原因のひとつが「歪み(筋肉のバランスの乱れ)」
- 一部の筋肉だけが働き続けると、限界を迎えて痛みにつながる
- 歪みを無視したトレーニングは、逆にリスクになることもある
- まずは自分の体のバランスを知ることがケガ予防の第一歩
スポーツをしている方はもちろん、日常生活での痛みにも同じことがいえます。
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