腰痛や膝痛の原因は「筋肉が硬い・弱い」だけではない

腰痛や膝痛で病院に行くと、多くの場合こう言われます。
「筋肉が硬いのが原因ですね」
「筋力不足ですね」
これを聞いて納得する方もいれば、疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
実は、ここで納得してしまうか、一歩踏み込んで考えるかで、その先の結果が大きく変わります。
「筋肉が硬いから」で本当に説明がつくのか
仮に、ぎっくり腰の原因が「筋肉が硬いこと」だとしましょう。
では、どこの筋肉が硬くて、その筋肉が硬いことで関節にどんな変化が起き、その変化の影響でどのように痛みを感じているのか。
そこまで考えたこと、あるいは医師に聞いたことはありますか?
もし「筋肉が硬いからぎっくり腰になる」というロジックがそのまま成立するなら、体が柔らかい人はぎっくり腰にならないはずです。
しかし、私が10年以上パーソナルトレーナーとしてぎっくり腰の方の対応をしてきた中では、体がとても柔らかい方がぎっくり腰になり、つらそうにされているケースを何度も見てきました。
つまり、柔軟性だけでぎっくり腰を説明するのは短絡的すぎるということです。
体は、そんなに単純ではありません。
硬い筋肉があれば、弱い筋肉がある
大切なのは、もう一段階深く体を見ることです。
- どこの筋肉が硬くなっているのか
- その影響で、どの関節の動きが悪くなっているのか
- 硬い筋肉があるということは、反対に働けていない「弱い筋肉」がどこにあるのか
当ジムでお伝えしているのは、まさにこの部分です。
硬い筋肉をチェックしてストレッチの方法をご案内し、弱い筋肉の鍛え方をお伝えする。
この知識と、体を動かす技術(トレーニング)の両方があってはじめて、腰痛や膝痛の改善や予防が期待できます。
体も、車と同じように定期メンテナンスを
私たちは、この体があるからこそ、いろいろなことができています。
もしこの体が使いづらくなったら、と考えてみてください。
通勤で使う車は、定期的にオイル交換をし、タイヤを換え、点検に出しますよね。
それと同じように、毎日使っている自分の体にも定期的なメンテナンスが必要です。
そして、車に乗るために自動車学校で知識と技術を学ぶように、体についても「体の知識」と「体を自在に使う技術」を身につけていただきたいのです。
まとめ
腰痛や膝痛の原因を「筋肉が硬いから」「筋力不足だから」という一言で片づけず、どこが硬く、どこが弱く、どの動きに影響が出ているのかまで把握することが、改善への近道です。
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